コニサーズレターVol.3 ~2019/12/12~

 来年のウイスキープロフェッショナル試験の対策セミナーについては、その開催日時、概要が発表されていますが、2月9日に行われるウイスキー検定の2・3級が英語で受検できることをご存知ですか。じつはコレ、第7回くらいから始めていることで、当初は英語圏の人たち、それから中国北京のソムリエ団体の人たち用に用意したものでしたが、もちろん日本人でも受けられます。
 受験は2級・3級と同じ教室で問題だけが英文になっています。ウイスキーコニサーを目指す方は英語も必要。大好きなウイスキーのことなら英語も苦にならないはず。問題はもともと簡単な日本語なので、英文もそれほど難しいものではありません。専門用語を知っていれば、英語圏の人より成績はよいかも。この機会に検定を英語で受けて、英語の勉強をしてみてはいかがでしょうか。ぜひトライしてみて下さい。

コニサーズレターVol.2 ~2019/12/04~

 「コニサー倶楽部」の復活を宣言していますが、まだまだコニサー教本の改訂作業が終わっていません。すでに3年前から着手しているのですが、スタッフも含め、代表の土屋のスケジュールが合わず苦戦をしいられています(言い訳です…)。
 ご存知のとおり、ここ2~3年のウイスキー業界を取り巻く環境は激動のひとこと。これでいいかと思っても、すぐに新しい蒸留所が誕生し、そしてオーナーが例のごとくコロコロ変わります。それを見極めているうちに出すタイミングが遅れてしまいましたが、そうも言っておれず、土屋以下、必死に頑張っています。来年春にはなんとか出版したいと思っていますので、もう少々お待ちください。
 その間も、このコーナーでは新しいニュースなども折にふれ紹介していきたいと思います。そういえばペルノリカールが8月に、中国四川省・峨眉山に本格的な蒸留所を建てると発表しましたが、年明け早々にも驚きのニュースが発表されるかもしれません(土屋の個人情報)。お楽しみに。

コニサーズレター Vol.1 ~2019/12/02~

 2004年に始まったウイスキーエキスパート(WE)試験も、今年10月27日に行われた試験で16回目を数えました。今回の、受験者は364名で、これは2016年の442名、18年の381名に次ぐ第3位の数字となっています(2015年も同数の364名)。今回から受験の申込方法が大きく変わって、戸惑われた方も多かったと思いますが、なんとか無事やり終えることができました。
 今回合格したのは193名で、これも過去3番目に多い数字です。合格率は53.0%で、平均点は61.8点でした。今回は90点以上の方が16名いて、最高点は98点!! これは過去16回のエキスパート試験でもトップタイの成績となっています。
 これでWE合格者はトータルで2130名となり、ようやく2000名の大台を超えました。総受験者数も4322名となっています。ワインのソムリエなどと比べるとまだまだ少ない数字ですが、この15年で確実にウイスキーの資格認定が広まったものと思っています。受験者の皆様は本当にお疲れ様でした。12月中には認定書と認定バッジを郵送したいと思っていますので、お手続きのほうをお早めにお願いします。